2024年12月25日、
帝王切開術にて、第一子を出産致しました!
出産は、想像以上に神秘的な世界で…
と言いたいところでしたが、
予定帝王切開術での出産だったため、
時間になったらオペ室へ移動、手術、赤ちゃんとご対面…
という決まったスケジュールで行われました。
が、やはり「出会った瞬間」は感動的で、
本当にその「瞬間」から「母」の自覚が芽生えました。
とは言え、帝王切開術。
術後丸々1日は1人個室で過ごさなければなりません。
自室の天井と時計を見ながら、15分、20分と過ぎていくのを見て、
翌日から歩行練習という名のリハビリ。
鍼灸師として恥ずかしながら、
術中から低血圧による呼吸困難と眩暈に襲われ、
1日目の歩行は叶いませんでした。
2日目以降に10mほどの廊下を2-3分かけて歩行することが可能になり、
赤ちゃんの授乳開始。
やっと「母としての行動」が始まりました。
それ以降、歩きにくいこと以外は通常の妊婦さんと一緒。
一時は乳腺炎が危なかったのですが、
つきっきりで授乳指導してくださった助産師さんのお陰で
母乳問題も特になく授乳ができ、
現在は無事生後一か月を迎えて日々を過ごしています。
鍼灸師「なのに」逆子を経験し、
鍼灸師「なのに」帝王切開術を経験し、
鍼灸師「なのに」歩行練習で挫け、
『 鍼灸師「なのに」 』をたくさん経験した第一子出産。
経腟分娩で産んであげられなかったことは赤ちゃんに申し訳ないけれど、
これも立派なお産と言えることを
身をもって感じることができました。
本来、鍼灸治療は「他人」にやって頂くことで
リラックスした状態ででき、
それにより体に変化をもたらすものです。
セルフケアには限界があることを、改めて知りました。
今回私はセルフケアでの改善にチャレンジし、失敗しましたが、
鍼灸治療は逆子にいいと言われていることは
間違いないと思います。
今後も断乳をせずに完全母乳での育児をしていくため、
ご予約時間等で患者さまにはご迷惑をおかけしてしまうかと思いますが、
マイペースに施術を行っていきますので、
皆様これからもよろしくお願い致します。
※ご予約に関しまして、いくつか変更点がございます。
詳しくは別途特設ページをご確認ください。
きき鍼灸院
院長 徳田麗早