新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、
近年「免疫」に注目が集まっていますが、
そもそも免疫力ってなんでしょう???
どうやって上がったことが実感できるんでしょうか???
今回は、免疫力について書いていきます。
東洋医学には、「気」の概念があります。
目に見えるものではなく、にわかに信じがたいものですが、
この概念がわかってくると、
身体の「なんで?」が解決することが多くあります。
そんな「気」には、様々な働きがあります。
・推動(すいどう)
・温煦(おんく)
・固摂(こせつ)
・気化(きか)
・防御
推動(すいどう)
推動は、
川のように流れる気を
気 自身の力で押し出してあげる力を指します。
温煦(おんく)
温煦は、
気 が持つ温かさで
身体を温めてあげることを指します。
固摂(こせつ)
固摂は、
気 や 血(けつ)を体内に留めておく力を指します。
気が不足すると、
出血しやすくなったり、内出血しやすくなったりします。
気化(きか)
気化は、
食べ物や外から取り込んだ空気を
気に置き換えることを指します。
簡単に言うと消化してエネルギーに変えることです。
防御
防御は、気によって体を外敵から守ることを言います。
これが昨今で話題に立っている「免疫」と深く関わってきます。
気は、様々なことで消耗します。
そして、消耗することで、
いろいろなトラブルが生まれます。
そして、「頑張る」ことは、東洋医学的には
身体が保有にある「気」を消耗します。
「気」は、いわばエネルギーです。
頑張れば頑張った分だけ、身体はエネルギーを消耗します。
それは、運動であっても、
お仕事などで期限などの忙しさに追いやられた時でも、
何か気持ち的に我慢することが多かった時でも、
なんでも「頑張る」ことが「氣」を消耗するんです。
そして、先ほど説明したように、
気は、「防御」のシステムを持ちます。
そのため、気の消耗は
身体の防御システムに直接ダメージが与えられるのです。
さて、減った気はどのように補充すればいいのでしょうか?
休む
これが正直1番です。
しかし、それ以外にもいくつか方法があります。
・ご飯をしっかり食べる。
食事は、食べ物の気を体内に入れていくことです。
臓腑が健康的であれば、自然と気も蓄えられますが、
臓腑が機能的に動いていないと、前述の気化(きか)がされず、
気が身体に蓄えられない状況に陥ります。
・気の巡りを良くする
気は、車の交通状況のように常に動いているのが通常ですが、
何かトラブル(交通事故)が起こると交通渋滞を起こします。
ただでさえ消耗した気が交通渋滞を起こしてしまうと、
本来回復させたい場所まで気が行かず、
エネルギー不足(気虚)を起こします。
そのため、交通渋滞を改善すべく、
適度な運動で血流良くしたり、
ストレッチやマッサージで筋肉のコリを取ってあげると、
気がめぐりやすくなり、
免疫が上がりやすくます。
上述のように、
セルフメンテナンスで免疫を上げることも
もちろん可能ですが、
鍼灸施術で飛躍的に伸ばすことも可能です。
鍼灸では、
体内にある臓腑の働きや、気の巡り、
何らかの原因で悪くなっている眠りの質の向上など、
様々な改善が見込めます。
お一人お一人に
免疫力が低下してしまっている原因がありますので、
それに合った施術を行っていきます。
きき鍼灸院では、
7本以下の痛みのほとんどない優しい鍼灸治療で、
全身の疲労してしまっている臓腑へ気を流し、
根本から体が元気になることが期待できます。
新型コロナウィルス対策のために
免疫力を上げていきたい!
そんな方のお声にも対応ができるかと思います♪
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
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きき鍼灸院
院長 徳田麗早