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きき鍼灸院
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「歯が痛い!」実は、鍼灸で施術できます!【歯痛の現代医学と東洋医学】

「歯が痛い!」
実は、鍼灸で施術できます!
【歯痛の現代医学と東洋医学】



皆さんは歯の痛みを感じた経験はありませんか?




私にも歯の痛みは経験したことがあり、

「ついに虫歯になったか!」

と思って歯医者に行くと、

「腫れているだけです。」

と言われた経験があります。(笑)





私の場合は、その場で腫れている箇所の血を出してもらい、

暫くしたら痛みが引きました。




つまり、歯の痛みは虫歯以外でも起こります




例えばどういう時があるのでしょうか?




本日は、歯痛についてご説明いたします。











歯の痛みの西洋医学的な原因



西洋医学の世界では、歯の痛みには2種類あります。



痛みの多くは、歯が原因となる歯痛

歯原性歯痛」と呼ばれます。




歯原性歯痛は、

歯の中の神経や、歯の周りの歯を支える組織が原因となる痛みであり、

歯科医師による歯医者さんでの治療によって治まる痛みといえます。







もう一つは、「非歯原性歯痛」。




これは、歯そのものが原因ではない歯の痛みのことで、

原因により多くの分類があり、

治療法も様々です





また、この非歯原性歯痛は、

歯そのものに原因がないため、

歯を治療しても良くならない痛み」でもあります。



歯以外に問題がある歯痛



歯そのものではない箇所に原因がある歯痛(=非歯原性歯痛)の

治療法は、その原因によって異なります。




種類は多くありますが、

ここでは、そのうちの多くを占める2つをご紹介します♪





①歯痛の原因:筋肉  



歯の痛みが筋肉によることもあります

その原因としては、顎を動かす筋肉(咀嚼筋)の慢性的な疲労です。



慢性的な筋肉の疲労は、肩こりと同じように筋肉の中に“こり”ができ、

痛みの発生源(トリガーポイント)となります。



顎の動きは、首に近いことから、首に動きに関連することも多いため、

そういった動きに関連する筋肉からほぐしていく事も大事です♪



このケースでは、

マッサージや鍼灸、整体により

筋肉の血流を改善させ、“こり”を解消していく
ことがおススメです♪




②歯痛の原因:神経  



歯の痛みが神経によることもあります



これは、神経障害性歯痛といい、

歯から脳に至る神経の何処かに障害が生じて感じる痛みです。



いわゆる神経痛と呼ばれるもので、

瞬間的に刺されたような激痛が起こる場合(=発作性神経痛)と、

じりじりと焼けつくような痛みが、

24時間絶え間なく続く
場合(=持続性神経痛)に分けられます。



前者の瞬間的な刺されたような痛みは、

主に頭の神経を支配している神経によるもの(三叉神経や舌咽神経)です。



上の顎の犬歯や

下の顎の奥歯付近に痛みを感じることが多く、

ツーンとする」「瞬間的に電気が走り抜けるよう」な痛みと

表現される激痛です。



痛みは瞬間的で長くは続きません。





後者である持続性神経痛はウィルス性のもので、

治すことが難しい痛みのひとつと言われています。




神経に関わるものは、

他によく聞く坐骨神経痛などと同様に、

鍼灸施術で改善を促すことが可能
です♪




これに関しては、また後述させていただきます♪





歯の痛みの東洋医学的な原因


東洋医学的な歯の痛みは、大きく3種類に分けることが出来ます。



腎の問題

胃の強い熱

外(気温など)の影響




①.腎の問題   



東洋医学の世界では、

歯は骨の余りとされ、

腎という臓腑が骨と深く関連しています。




とは、

成長や水分をコントロールする場所で、

生命活動の基本物質が存在する臓腑で、

わかりやすく言うと縁の下の力持ちの役割があります。




そんな腎に問題があると、

歯だけでなく、様々な場所へ影響があります。



腎による歯をメインとした諸症状

・歯の鈍い痛みで、夜中に睡眠の途中で起きる    
・長期にわたると歯肉が委縮して歯がぐらつく
・かむ力が弱い
・腰背のだるさ
・口は乾くがあまり飲めない



縁の下の力持ちである腎は、

なかなか一長一短では改善は難しいです。



鍼灸施術に加え、日ごろの食生活や、睡眠などにも

工夫が必要
で、

患者様と一緒に改善を目指す症状と言ってもいいかと思います。


②.胃の強い熱   


胃の熱が強い場合は炎症症状が出やすいです。



他にも食事もいい匂いがする時は暖かい時であることと同じように

人間の体の臭い系にも出やすいです。


胃の強い熱による諸症状

・激しい歯の痛み
・歯肉の腫れ
・頬部の腫れ
・顔の熱感
・口臭
・口が乾く






歯の痛みの東洋医学的な鍼灸施術の詳細



今回は詳しく書きませんでしたが、

気温による影響も含めて、当院では、

それぞれの症状を見極めて適切なツボを選んで

鍼灸施術によって処置をしていきます。




歯が痛いからと言って、

歯や歯茎、口周りに鍼をすることはございません






腎や胃、他の臓腑が原因となることもあるため、

全身の状態を確認しながら、

適切なツボに鍼をしていきます。





1つのツボに鍼をした後、

お身体の反応を事細かく診た上で次のツボへと進んでいくので、

鍼の数は少なく施術が行えます♪




歯の痛みの際の施術も、

対象となる場所が違っても施術家がやることは同じで、

関連のありそうな内臓付近や神経、経絡上を触っていき、

問題のあるツボに鍼をします。




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市販されているものの中では

世界で一番細い鍼を使用しておりますので、

鍼による痛みを感じることがほとんどなく

安心して施術をお受けいただけるかと思います♪




皆さんもこの機会に

当院の鍼灸施術、受けてみませんか?




皆様のご来院を心よりお待ちしております!




きき鍼灸院
院長 徳田麗早