「雨の日頭痛」「雨の日の古傷の痛み」等々…
最近では、気圧の変化と体の変化の関連性が
一般的に知れ渡ってきましたが、
皆さんの身体に 天気の変化 と 体の変化
同時進行で起こることはありますか?
今回は、そんな 天気 と 身体 について
書いていきます。
気圧や天気は、
ぱっと思いつくだけでもいろいろな日があるかと思います。
湿気のないカラッとした晴れの日
ジメジメとした暑い日
雨で湿気の強い日
風が吹く乾燥した日
雨風の強い日
曇り天気のどんよりとした日
などなど、様々です。
東洋医学の中では、
「低気圧」「気圧の変化」を
それぞれの天気の特徴 として捉えていきます。
そして、
天候の特徴 と 身体 を重ねて考えていきます。
雨の日の前触れとして、「雨の香り」に気づいたことはありますか?
雨は、突然現れるものではなく、
雨の前に湿気を伴う空気(これを雨の香りとして認識する方が多いです。)が現れてから、
雨が降り始めます。
このことから、
前触れも含めて、雨には湿気が存在することがわかります。
人の消化器官(東洋医学で言う『脾』)は、湿気によるダメージを受けやすいです。
たとえば、
お酒を大量に飲んだ日、またはその翌日、
ひどい下痢や、胃もたれはありませんか?
お酒は水分なので、
東洋医学では、湿気として捉えます。
これと同じで、雨の日は、消化器官(=脾)がダメージ受けやすいのです。
さて、なぜ消化器官(脾)がダメージを受けると
手や足、頭などの関係のなさそうなところへ行くのでしょうか?
上の絵は、全身のツボを表した、気の流れの図です。
これらは、「肺の経絡」や「肝の経絡」など、
道に名前がついていますが、
突き詰めると一本で繋がっています。
電車の線路で考えて頂くとわかりやすいのですが、
途中で人身事故が起こったとします。
その人身事故は、その場所だけでなく、
遠くの方にまで「遅延」という形で影響していきます。
身体の気の流れも一緒で、
遠い場所にも影響が出ることがあります。
また、電車の大型の駅は、色々な路線が通っているため、
1つ詰まると調整が大変です。
これが人体でも同じことが言えて、
弱っていてエラーが起こりやすい臓腑や場所は、
起こった遅延を解消するのが大変ですし、さらなる遅延を発生してしまうことがあります。
(実際の大型の駅は、それも見越して対処されていると思います。)
今まで書いてきた通り、
雨の日・低気圧などの時は、
消化器官(脾)がダメージを受けやすいく、
これから来る全身のどこかの不調を訴える方が多くいらっしゃいます。
このような場合、
当院では、消化器官(脾)を回復できるよう、
そこに直接つながる経絡(気の流れ)を調節していきます。
症状が出る根本的な原因である消化器官(脾)から
改善をしていくから、
その症状がぶり返しにくくなるんです。
オリエンタル鍼灸院ジェクサー新川崎店では、
鍼の全身施術では、鍼を7本以下の痛みのほとんどない優しい施術で、
マッサージでは、全身のコリをまんべんなくほぐし、全身の血流改善が期待できます。
「雨の不調は長年付き合っている痛みだから大丈夫♪」
と野放しにせず、
当院の施術を受けながら
身体と向き合ってみませんか?
身体を少しでも健康にしたい皆様のご来院を
心よりお待ちしております。
きき鍼灸院
院長 徳田麗早